服作りをしていると、一つの確認ミスが大きな問題につながることがあります。
今回、量産の仕事でポケットのZIPの向きを間違えてしまいました。
■ なぜミスが起こったのか?
本来は「下から上へ開ける」仕様に修正されていたのに、サンプル通り「上から下へ開ける」仕様のまま縫製されていました。
修正内容がパターン仕様書には明記されておらず、結果的に情報共有の不備が原因でした。
■ どう対応したのか?
出荷前に気づいたため、すぐにお客様に報告。
「このまま出荷するか」「修正するか」の判断を仰ぎました。
結果として、「そのままでOK」となり、修正の手間は避けられましたが、値引き対応となりました。
■ もしあなたが同じ状況になったら?
このようなミスは、どの生産現場でも起こり得ます。
特に修正指示がある場合は、次のポイントを押さえておくことが重要です。
✅ 修正指示は仕様書・パターン・サンプルすべてに反映
口頭やメールのやり取りだけでなく、目に見える形で残すことが大切です。
✅ 縫製前のダブルチェックを徹底
修正がある箇所には「豆札」やメモをつけ、縫製担当者がひと目で気づける仕組みを作る。
✅ 仕様変更の認識をすり合わせる
サンプルをもとに進める場合も、初回の仕様書や修正指示と照らし合わせる習慣をつける。
ミスは誰にでも起こるものですが、それを防ぐ仕組みを作ることが重要です。
「出荷前に気づけてよかった」ではなく、「そもそもミスを防げたはず」と考え、日々の確認を積み重ねていきたいですね。
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