縫製現場での初めてのハプニング

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気づきと学び

先日、縫製を始めようとしたところ、驚くべきことに1型の中に全く違う生地が混ざっていることが発覚しました。裁断と縫製が別々に行われている現場で、縫製前に気づくことができたのは不幸中の幸いでしたが、その後の対応は非常に大変なものでした。

状況と初期対応

裁断場に確認したところ、「生地の品番を確認して裁断した」との主張がありました。ただ、その時点では夜間だったため、生地明細をすぐに確認することができず、先に進めるべきところを進めるという提案をしました。しかし、職人さんは納得せず怒りをあらわにしていました。

怒りの原因を探ると、「なぜこのようなことが起きたのか原因がわからない」という不満が根本にあることが見えてきました。忙しい中で再裁断の手間がかかることに対するストレスも絡んでいたようです。

翌日の調査と結果

翌日、裁断場と生地の倉庫双方に確認を進めた結果、裁断場では「生地品番に間違いはない」との結論。一方で、生地倉庫から「出荷ミスの可能性がある」との回答が得られました。これにより、生地屋さんから新しい生地を手配してもらうことで対応することになりました。

職人さんとの対話で得た気づき

今回の一件で痛感したのは、職人さんたちは単に「お金の問題」ではなく、問題の原因を知りたい、納得したいという思いを持っていることでした。怒りを鎮めるには、その感情の裏にある不安や不満に寄り添うことが必要だと学びました。

最終的には、再裁断を無償で行っていただく形で収まりましたが、ここに至るまでの道のりは簡単ではありませんでした。職人さんたちの気難しさに改めて向き合うと同時に、その姿勢の奥にある誇りや責任感を尊重すべきだと感じました。

人を責めるのではなく、次にどう動くか

服作りは多くの人の手が加わるため、ミスが起こるのは避けられないものです。重要なのは、起きたミスにどう対応するかだということを改めて実感しました。最初は「え」と思うことがあっても、責めることでは何も解決しません。

今回の経験から、私は職人さんを守りつつ、お客さんにも真摯に対応することの大切さを学びました。このような試練を通して、私自身も成長させてもらっています。

服作りに携わる全ての方に感謝を込めて。

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